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飛蚊症 よくある質問Q&A

飛蚊症(ひぶんしょう)はどういうもの?
飛蚊症は、目の中の「硝子体」に問題がある症状です。
通常、健康な硝子体は無色透明ですが、 加齢やストレスで少しずつ組織の変性が起こってきます。
そして硝子体の水分と繊維組織が分離し、遊離した水分の固まりが硝子体の内に浮かんだ状態になります。
このように発生した混濁や水分の固まりにの形状よって、蚊や糸、黒い点などが見えるのです。これが主な原因です
淡いものが見えるような状態なら、 生理的なものなので放っておいても大丈夫ですが、硝子体出血によるものは、突然無数の黒味を帯びたものが出現します
出血が多いと、視野に暗幕がかかり、視界が狭くなる場合があります。
通常の見え方
 
異常時の見え方
【糸くずのようなものが浮遊】
症状4
「硝子体」とは何ですか?
「硝子体/しょうしたい」とは、目の中の一部分で、 眼球を構成する半流動体(ゲル構造)で満たされています。
この硝子体は、老化が進んだりストレスで負荷がかかると、半流動体の所々が成分構造を失って「液体化」してしまいます。
硝子体が「液状化」することで、すきまができたり収縮をおこします。
メカニズム1
メカニズム2
【飛蚊症のメカニズム】
硝子体が収縮すると、そのすきまに「老廃物」などが付着するため、 この老廃物が黒い線や点のように見えます
これが「飛蚊症」の原因です。
軽度(生理的 なもの等)であれば、 気にせず放っておいても問題ありませんが、「網膜剥離」を引き起こす危険因子にもなりますので、注意が必要です。
飛蚊症の原因には何がありますか?
原因としては、生理的(眼病でない)なものに加えて以下のようなものがあります。
1.後部硝子体剥離
2.光視症
3.硝子体虚脱
4.星状硝子症
5.閃輝性硝子体融解
6.テルソン症候群
7.硝子体出血
8.ぶどう膜炎
「硝子体出血」とは何ですか?
「硝子体」は、眼球の中央にある最も大きな部分で、 網膜に癒着しています。

硝子体の内部は、 水分と繊維組織が均質に混ざり合う透明なゼリー状の組織です。
眼底出血や毛様体出血、新生血管の損壊などで出血した血液は、硝子体内に入り、この状態を硝子体出血といいます。
硝子体出血を引き起こす病気としては、
・糖尿病網膜症
・後部硝子体剥離
・網膜裂孔、網膜剥離
・網膜静脈閉塞症
・加齢性黄斑変性症
・くも膜下出血
などがあります。
後部硝子体剥離とは?
加齢やストレス、紫外線などにより、徐々に硝子体の水分と繊維組織が分離し、水分だけが硝子体内にぽっかり浮かんだ状態になります。
この水分の固りは、しだいに大きくなって網膜との間をさえぎる形で硝子体内を満たします。 これを後部硝子体剥離といいます。
網膜剥離や「新生血管」が破れる素地となり、出血が起こりやすくなるのです。

そして、硝子体内に血液が混じると飛蚊症の症状が現れます
早期の状態であれば、入院せず出血部を レーザー光凝固法で固めることで治ります。

しかし、ある程度進行してしまうと、混入した血液が硝子体を変質させるため、硝子体そのものを取り除く手術をする場合があります。
どうすれば改善しますか?
飛蚊症の原因に「活性酸素」があります。
ですから、この活性酸素を発生させないような食生活、 そして生活環境を改善することが大切です。
個人差もありますが、食生活を改善したりサプリメントを摂取することで飛蚊症を予防、 改善された方は多くいらっしゃいます。
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